2016年 5月 の投稿一覧

「困らせない」戦略と、「困らせる」戦略〜教育でどう使うの???〜

なんどか書いていますが、私は私立の通信制高校で
札幌校に2年、帯広校(北海道の道東。札幌から200キロくらい東)に2年いました。

同じ学校ではあるのですが、
札幌と帯広で、「やり方」が違っていました。

 

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どちらも、学習障がい(LD)や発達障がいなどを持っている生徒がいました。

ですが、その生徒に対する、
教員の「戦略」の違いを感じたのです。

 

 

フリーに「なってしまった」今、振り返っています。

 

 

札幌校時代、主要な戦略はこちらでした。

 

(1)「困らせない」戦略

 

 

札幌校勤務時代、生徒と関わる上での主要な戦略は
「困らせない」戦略でした。

 

「困らせない」ってどういうこと?

それは、生徒が「困らない」ように、
教員の力でなるべく「配慮」をするやり方です。

 

たとえば。

 

「ノートを書けない!」
そういう生徒がいます。

 

だからこそ、そういう生徒のため、
懇切丁寧に「プリント」を授業の際配布します。

 

人によってはテストも、その子が「理解しやすい」順序に配置し直します。

 

徹底的に、その子が「困らない」ようにする。
そのため、その子に個別対応するし、
保護者にも「文句」を言われないようにする。

 

 

教員として「すばらしい」努力です。

私も札幌校時代は、
この戦略を「大事」にしていました。

 

・・・実は、帯広校に行ってから違う戦略に気づきました。

 




 

 

(2)「困らせる」戦略

 

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生徒と関わる上でのこの「困らせる」戦略。
おそらく、大部分の方にとっては、「????」な戦略のはずです。

「教員として、あるまじき!」という方すら居るかもしれません。

 

そんな破壊力抜群の「困らせる」戦略について、ご説明します。

 

 

この「困らせる」戦略は、さきほどの「困らせない」戦略のです。

 

 

生徒本人、
特に発達障がいなどを持っている生徒が「困る」「困ってしまう」「戸惑う」まで、ある意味で「見守る」方略です。

 

 

ある意味では、
発達障がいのある生徒が、本当に、

どうしたらいいの!!!!????

と「戸惑う」まで放置する方略です。

 

ある意味、無慈悲です。

「何もしていない!」と怒られる可能性すらあります。

 

 

ですが、単なる「放置」「放任」と違うのはそれからです。

 

 

自分一人、いまの状態では「うまく行かない」。

その状況に「困り」、「どうやったらいいんだろう???」と考え始める。

 

その状態まで待ち、
その上で「じゃあ、こうやればいいんじゃない?」とアドバイスをする。

 

 

それが「困らせる」戦略です。

 

たとえば、中学時代に支援級(特別支援学級)で
手厚い配慮を受けてきた高校生が入学してきます。

 

 

それまで、たとえば行事の前は

「あなたは学校祭、これとこれをしてください。
そのために〜〜月ーー日に〜〜〜に行ってこれをしてください。
当日は〜〜時に来て、〜〜〜をしましょう。」

 

きめ細かく指示されていました。

 

帯広校では、
「何も」してくれません。

 

「なんで何もしてくれないの???」

 

そんな生徒からの「恨み言」もよく聞きました。

たしかに、「紙」で全員に同じ連絡をするだけで、
その人のための「特別な配慮」に近いものはあまり行っていませんでした。

 

生徒・保護者からの「恨み言」。
よく聞きました。

 

ただ、「それが帯広校のやり方」というのを言っていくと、
だんだん自分で考えるようになってきました。

 

事前に自分で「質問する」ようになるのです。

 

 

以前は、

「なんで事前に全部連絡してくれないの???おかしいじゃん!」

 

そう言っていた生徒も、半年もすると、

 

「来週は学校祭ですね。
何時にどこにいき、なにをするといいでしょうか?」

と、自分で考えて動くようになります。

 

 

札幌校と帯広校両方で教員として働いた私として、
結果的に言うと、
「困らせる」戦略の方が価値的だと感じています。

 

なぜでしょう?

 

 

明らかに「恨み言」を聞くのに???

 

 

 

答えを言います。

 

 

人間、ほんとうの意味で「困ら」ないと、
自分の行動を振り返らないのです。

 

 

 

自分のこれまでの生き方では、通用しない環境に出会う。

それが、「手厚い」中学校に比べて、
何も自分のために特別に配慮してくれない」高校との違いです。

 

はじめは「恨み言」を親も交えて言っていますが、
いくら言っても動いてくれない学校を見ると、

 

「じゃあ、自分がなんとかしないヤバイ」

そう気付きます。

 

だから自分から聞くようになります。

 

学校側に「なんで〜〜してくれないんですか!」というのをやめ、

「〜〜があるので、どうやったらいいか教えて下さい」と聞くようになります。

 

これ、ある意味で「進化」です。

いままで、「周りが特別に配慮するのが当然」と思っていた人が、
「自分は何を周りに求めないとうまくいかないか」考えるようになるのです。

 

いままで「周りが悪い!」と言っていた人が、
「周りに動いてもらうにはどうしたらいいか」と考えるようになったのです。

 

そうなると、周りへの感謝が生まれます。

自分が困るからこそ、
「どういうサポートをしてもらうと、自分にとっていいのか」考えるようになります。

 




いまはある意味での発達障がいを持っている生徒を対象に話していますが、
あらゆることに通用することだと思います。

 

 

新入社員が困らないよう、できるだけ配慮をしようとすると、
疲れ果ててしまいます。

 

そうではなく、「あえて」新入社員が困るようにすると、
「自分は何をすべきか」考えるようになります。

 

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ここで考えるべきことがあります。

 

「困らせない」戦略には、そもそも無理があるのです。

当然、「ノーマライゼーション」などが大事なのはわかっています。

 

ですが、あまりに「特別扱い」「配慮」をし過ぎると、
それが当たり前になり、
「なんでこうやってくれないの!」という逆ギレすら招く危険があるのです。

 

 

実は札幌校時代の「困らせない」戦略。
教員側にも「無理」がありました。

 

一人ひとりのことを気にかけ、
「この子のためには、このプリント!」
「この子には、特別にこの宿題!」

一生懸命、考えている教員がいました。

 

一見、すごくいい教員です。

 

おそらく、教育委員会でもPTAでも表彰ものでしょう。

 

恐ろしいのは、この「善の行為」が、
逆の結果となることがあるのです。

 

例1)
一生懸命な教員以外の教員が「配慮」してくれない場合、
「なんで配慮してくれないの!おかしいじゃない!」と逆ギレする。

卒業して就職しても、
まわりが「配慮」してくれないので、
「周りが悪い!やめる!」とすぐ仕事をやめてしまう。

 

例2)
一生懸命な教員が、
まわりの「配慮」しない教員に対し、

 

「私は一生懸命やっているのに、なんで周りの教員は何もしないの!」
「おかしいし、間違っている!」

 

と他の教員にキレる。

 

 

この2つの例、分かりますでしょうか???

 

 

生徒のために、
「困らせない」ようにする努力が、
結果的に本人にも、
そして「努力」する教員にも悪い結果を招くことがあるのです。

 

 

高校くらいになってきたなら、
「社会に出る」ことを考えさせるべきです。

 

 

「社会」は、
新入社員のために「配慮」なんてしてくれないのが「前提」です。

 

その現状、
みんな知っているはずです。

 

でも、学校で「配慮」しすぎ、
「困らせない」環境にいると
社会に出て困ってしまいます。

 

 

むしろ学校がすべきなのは、
本人を「困らせる」努力をし、
「だから私は何をしたらいいか」と
学校側に「質問する」「相談する」関係づくりなのではないでしょうか。

 

そうなると、生徒は自然と話しを聞きます。

 

人間、
壁や困難にぶつかり、
「困る」ことがないと自分のやり方を変えないものです。

 

よく言われますが、
のどが渇いていない人に水を飲ませることはできません。

人間はのどが渇く、つまり「困らない」かぎり、
自分の行動を変えようとはしません。

 

のどが渇く、つまり「困った」場合、
周りの言葉に耳を従えるようになります。

 

常識的に考えると、
学校は「のどが渇く」状態に持って行き、
「このままではどうしたりいいか分からない!」
「どうしたらいいですか?」と質問する状態に持って行くべき。

 

 

ですが学校は「困らせない」戦略に終始することがあります。

 

あえて「困らせる」戦略。

考えてみるべきではないでしょうか???

 

こちらもどうぞ!

  1. 学校現場における「スティグマ」と「ラベリング」
  2. 高校生とKJ法 (2)
  3. 「何をやっていいかわからない」時間対策のために。 (2)
  4. マレビトとしての転入生(フィールドワークとしての通信制高校) (2)
  5. 「北海道の8割は消えてなくなる?」「その時、十勝は?」(増田寛也ほか『地方消滅』)① (2)

DIY元年。〜指輪もポーチもラジオも、自分で作ってみた〜

今年のゴールデンウィーク。

人によっては年休を使って「10連休」の人も。

まあ、フリーランスはやろうと思えばいつでも
「超大型連休」(1ヶ月単位)に出来るんですが・・・。

ともあれ、今年のゴールデンウィーク、
我が家では「ものづくり週間」と勝手に決めました。

 

▼初日の5/3の憲法記念日

 

お金がないので、6,000円で結婚指輪を自作してみました。
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まる1日を使いました。

どうみても「銀」に見えない粘土をこね、
形を作って乾かし、削っていく。

そして焼いて磨けば、はい出来上がり!

 

完成後、改めて指輪交換をするという
おもしろイベントとなりました。

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▼5/4の「みどりの日」

 

 

「みどりの日」らしからぬことをしました。
それが「電子工作」。

 

学研の「大人の科学」マガジンを買ってきました!

 

じゃーん、大人の科学マガジン電子ブロックmini

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4,000円で、本屋から買ってきました。

 

本体の組み立てに30分。
そして試行錯誤し、完成したのがこのラジオ!!!

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作品No.20の、
高周波増幅1石+ICアンプラジオ」!(69ページ)

いかにもマニアが喜びそうな名前です!

(ちなみに「1石」とはトランジスタを1個使っている、ということです)

 

うちはビルの影なので、窓ガラスに貼り付けて電波をとっています。

 

このラジオ、バリバリ活用しています!

次の5/5のDIYも、実はこのラジオを聞きながら作っていました!

 

▼5/5こどもの日

この日は、前からやりたかったことにチャレンジ!

 

それは「レザークラフト」です!

 

ずばり革細工!

 

東急ハンズで、レザークラフトのキットを買ってきました!

これも約4,000円

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ミフク製のレザークラフトキット!

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このキットですが、
付属の「作り方説明」だけでは挫折します。

 

制作動画を観てようやくやり方が分かりました(涙)。

 

 

布とは違う縫い方で、
革をあわせていきます。

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細かいところは大変・・・。

 

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特に2次元の布を、
3次元のポーチにするところなんか、集中が必要です・・・・。

 

約2時間で完成!

 

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めちゃくちゃ集中しました。

手先が器用になった気がします・・・。

 

 

今回のゴールデンウィークはものづくり週間。

 

買えるものを、自分で作る。

すると、「あ、これはこうやってできているのか!」と気付きがあります。



 

ちなみに今年2016年を、
自分の中で勝手に「DIY元年」としています。

 

くらたまなぶさんの本にも、
〈毎年、「〜〜元年」と勝手に決め、それをテーマに過ごすと発見がある〉とありました。

 

広報物・チラシ・フリーペーパー 作成→発行連続講座

「こだわりのお店を紹介するフリーペーパーを作りたい!」

「チラシや広報誌の作り方って、どうするの?」そんなアナタに朗報です!図1

街に、お店に、あちこちにある「フリーペーパー」。

素敵なデザインのフリーペーパーを見て思わずお店に行ってしまったことってあるのでは?

そして「こんなフリーペーパーを作れたらいいな」と思ったことはないでしょうか。

今回、6回連続講座としてフリーペーパーの作り方・文章の書き方・写真のとり方などを教わりつつ、参加者で作成し完成させてしまう講座をご用意しました。楽しみつつ学んでみませんか?

講義予定 ※受講者の要望などにより変更することがございます。

日程 講義内容
(1) 6/21(火) フリーペーパーとは?/コンセプトを知る
(2) 7/19(火) 取材スキル/「何を伝えたいか?」
(3) 8/23(火) 読んでもらうための「書く」力/キャッチコピー
(4) 9/27(火) スマホでOK!宣伝用写真の撮り方
(5)10/18(火) 編集って何するの?/レイアウト
(6)11/22(火) 継続して発行するには?

【時 間】《お昼コース》14:00-16:00
     《夕方コース》19:00-21:00 各コース定員10

【会 場】札幌カフェ(札幌市北区北8条西5丁目23号)
      JR札幌駅北口徒歩5分。北海道大学正門横。


【講 師】

図2

細川 美香

合同会社ハーヴェスト代表。広告物企画・編集・ライター。商工会議所広報、編集プロダクションを経て現職。
図3     鶴島 暁 某出版社のブックスプロモーションを担当。いくつかの大学で教鞭をとり、生命医療倫理、コミュニケーション演習、教職科目等を講じる。さまざまなイベントの企画・運営など多方面で活躍する。
図4

鹿野内 太一

フォトグラファー。D-Creation所属。
アサヒカメラ主催写真コンテスト協賛会社賞入選などの実績がある。
6/4に「人とも繋がる!スマホで!ワンランク上のお写真を撮る講座!」を行うなど講座も開催している。
図5

藤本 研一

作文教室ゆう代表。元高校教員。本企画の運営と主催を担当。ファシリテーターとしても活躍。

【参加料】6回29,800-(学割:学生さんは619,800-

☆分割もできます。詳しくはお問い合わせください。
☆途中での返金はできかねます。
※ 1回のみの参加を希望の方は各回6,000-で受講できます。

【主催・お問い合わせ】日本ノマド・エジュケーション協会

【共催】一般社団法人Edu

お申し込みページ
Facebookイベント版https://www.facebook.com/events/626614270825209/
アテンド版https://atnd.org/events/77258

メールでのお問い合わせはこちらよりお願い致します。

【フリーペーパー作成→発行連続講座】のポイント!

(1)ただ学ぶだけではありません。実際に作り、印刷し、フリーペーパーを「置く」ところまで行います!:

 この手のイベントって、基本「書き方を知りました」「企画を立てました」で終わってしまいがち。

でも、フリーペーパーをはじめとするチラシや雑誌って、実際に作ってみないと学べないものです

 実際に企画をし、取材に行き、写真を撮り、文章を書き、編集し、印刷し、実際にお店に置いてもらう。たぶん大変です。ですがそれ以上に「得られるもの」がたくさんある。せっかくお金を払う以上、そんな経験をしてみませんか?

(2)少人数でじっくり学べます!:

大人数だと、「質問しにくい・・・」雰囲気になってしまいます。でもこの講座は少人数。じっくり学べ、力をつけられます!

【こういう方にオススメ】

・一度「編集」について本格的に学んでみたい方。
・「みんなで何かを作る」のが好きな方。
・会社でキャッチコピーを常に考えている方。
・サークルの団体紹介冊子を作ってみたい方。
・会社・NPO団体で広報担当になっているけれど「どう広報したら良いかわからない!」方
・仲間と「フリーペーパー作ろうよ!」と言ったまま、そのままになってしまっている方。
・カフェやレストランめぐりが好きな方。カフェやレストランの紹介をしたい方。

【お申し込みに関して】

募集サイトにアクセスいただくか、日本ノマド・エジュケーション協会までお問い合わせください。その後6/18(金)までに下記までお振り込みください

振り込み先北洋銀行 普通口座 店番号042(支店名:豊平 トヨヒラ)口座番号3244680
名義 ニホンノマドエジュケーションキョウカイ(日本ノマド・エジュケーション協会)

申し込み締め切り】6/18(金)

図6みなさまのご参加、お待ちしております!

お金がないので、結婚指輪を6,000円で自作してみた。

私、結婚はしたものの、「結婚指輪」は作っていませんでした。

 

「お金がない」。

あらゆることを断ることの出来る、万能ワードです。

 

 

これを理由に(言い訳にして?)、
ここまで「結婚指輪」なしで生活してきました。

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そんなわけかわかりませんが、
最近人と会う際、やたら左手の「指輪」に目が行くようになりました。

左手薬指に燦然と輝く指輪。

 

人間、「持っていない」ものには妙に興味を持ってしまうものです。

 

なんとなく、「結婚指輪、欲しいなあ〜」と思うようになりました。

いちど、相方さんと一緒に指輪屋さんに行きました。

 

 

が・・・。

 

一番安くて2個で「3万円から」。

 

 

その金額、やはり出せませんでした。

 

 

 

そんなこんなの後、はたと気付きました。

 

 

「そうだ、ないなら作ればいい!!!」

 

さっそく東急ハンズに行き、買ってきました

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銀粘土(クレイシルバー)です!

 

相方さん。
道行く人にも伝えるためか、
建物の外にまで「看板」を出してしまいました!!(そこまでしちゃうの・・・?)
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作り方。

 

粘土遊びの要領でカンタンにできます!」。

 

スターターセット付属のDVDにも出てましたし、
定員さんも言っていました。

 

粘土で形を作り、
ドライヤーで15分間乾燥させ、
ヤスリで形を整え、
またドライヤーで5分間乾燥させ、
コンロで5分ほど焼いて20分冷まして、
水にひたしてよく拭いて、
ヤスリで延々磨いて、
はい、出来上がり!

 

カンタンですね!
カンタンすぎて、私は8時間しかかかりませんでした!

 

 

この「スターターセット」。
付属のDVD、
なんと作り方の説明だけで20分もの長さ・・・・。

 

 

 

ただ、なんだかんだ楽しくできました(これ本当)。

 

 

まずは粘土を指のサイズに合わせてこねて、
形を整えていきます。

 

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ドライヤーで乾かします。

大体15分くらい。

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・・・ものすごく長く感じます。

 

 

ヤスリで削っていきます。

ここでアクシデント!

 

なんと「結婚指輪」、いきなり割れました!

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青ざめる新郎。
「追加粘土を買いに行こう!」と話をそらす新郎。

 

 

追加粘土を大量に投入し、なんとか形を作りました。

しっかり乾燥させた後(またドライヤー15分・・・)、
ヤスリで削り、
またドライヤーで乾燥させ、いよいよ加熱をまつだけ!

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コンロで5分焼きます。

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このとき、「空焚き防止装置」が発動し、
ほぼ30秒に1回、コンロの再点火を延々続けていきました・・・・。

 

 

20分ほど冷まし、水でも冷やします。

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引き上げた後は再びヤスリなどで磨きます。

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「いぶし」効果を出すためには、
専用の溶剤で作ったお湯に付け、
色をつけた後ひたすら削ります。

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延々磨いて、
ついに完成!

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想像以上にピカピカになりました!!!!
(ちなみにこの箱、東急ハンズで290円です)

 

驚きのクオリティ。

 

大量のアクシデント。
ですが「本当に楽しく」作成できました。

 

 

記念写真!

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改めての結婚指輪の交換(なにをいまさら)。

 

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悪ノリもありましたが、
「ゴールデンウィークを価値的につかっているな〜」と感じました。

 

 

買うと高いものを、自分で作る。

ちょっと大変ですが、楽しいものです。

 

指輪屋さんでは
「オーダーメイドの指輪は10万円からですね」と言われました。

 

私たちの指輪。
完全オーダーメイド。
サイズも実測。
装飾・デザインも好きにできる。

 

それでたったの6,000円。

 

 

 

やはり指輪はオーダーメイドに限りますね!

 

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いいゴールデンウィークの1日となりました!!!
(ちなみに写真で私がしているループタイ、
相方さん手製の純銀ループタイです)

 

☆今回、銀粘土を使った指輪やアクセサリーづくりについてノウハウを学びました。
それを活かし、6月の土曜日、札幌カフェで「銀粘土を使ったアクセサリー作り」イベントを開催します!
6/18(土)13:00-17:00の予定です。
お楽しみに!!!

 





 

 

こちらもどうぞ!

 

  1. 廃墟のユートピア〜またはグリュック王国に思うこと〜 (2)
  2. 苫野一徳, 2014, 『「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学』① (2)
  3. 十勝コーヒー部vol.1「カンタンそうで深いドリップコーヒーの淹れ方」 (2)
  4. 『ヒーローを待っていても世界は変わらない』? (2)

「怒っている顔」と「真剣な顔」は同じだ。〜誤解されないには、どうすればいいの???〜

この前、ある人と話していました。

なんかすっごく怒っていて、

「なんでこんなに不機嫌なんだろう???」

不思議に思いました。

「どうして怒っているの?」と聞くと、

「怒ってないよ!
なんでそういう聞き方するの???」

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よけい不機嫌になりました。

 

 

個人的にこのケース、
なんか「納得行かない」ものでした。

 




 

いろいろ考えた結果、はたと気付きました。

「あ、怒っている顔と真剣な顔って、ほぼ一緒なんだ!!!」と。

 

そこから、気付きました。

「真剣な顔を人に向けるとき、
 真正面を向くと、
 【怒っている】と誤解される」と。

 

これ、大きな気づきでした。

 

ひょっとしたら今まで「真剣な顔」を見て、
「怒っている」と誤解していたんじゃないか・・・?

 

怖くなりました・・・。

そりゃ、真剣に考えている人に
「あなた、なんでそんなに怒ってるの??」と聞いたら
ちょっとムッとしますよね。

相手から「怒ってないよ」と言われても、
「いや怒っているよね」
「そんなことない!」
「ほら怒った!」
「もう・・・!」

コントみたいですが、思い当たるところはありませんか???

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ここまで考えて、またはたと気付きました。

「自分も、同じような反応を受けていたかもしれない・・・」

 

怒っていないのに「なんでそんなに怒っているの?」
「なんで不機嫌なの?」と言われたことのある方、いませんか?

 

そんなとき、真剣な顔を「真正面」から相手に向けていないか、考えてみましょう。

 

もし「真正面」から見ているのなら、
2人で座る時に席配置を変えてみるといいでしょう。

 

対面で座ると、「真剣な顔」が真正面に見られます。
「怒っている」と誤解されることがあります。

 

そんなときはこんな感じで机の角でナナメ座りをしてみてはどうでしょう?

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ナナメ座りをすると、視線は真正面にはぶつかりません。

上の写真では、視線は机に置いた紙にいきます。
紙を置いている場所にPCやiPadを置くのも良いでしょう。
交渉ごと・相談の際に役立つはずです。

 

この配置、「交渉事」の定番です。
各種交渉の本でも書いてあるテクニックのようです。

 

 

実際に話すときはこんな姿勢になります。

 

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机の角にこの配置で座ると、
「真剣な顔」「真剣な視線」を向けても、
相手に真正面から見られることはありません。

 

「怒っているでしょ?」と言われることも減るはずです。

 

人と話すとき、どんな配置にするかで
誤解も減っていくのです。

 

このブログで思い当たる方。

さっそくやってみては???