この前、ある人と話していました。
なんかすっごく怒っていて、
「なんでこんなに不機嫌なんだろう???」
不思議に思いました。
「どうして怒っているの?」と聞くと、
「怒ってないよ!
なんでそういう聞き方するの???」
よけい不機嫌になりました。
個人的にこのケース、
なんか「納得行かない」ものでした。
いろいろ考えた結果、はたと気付きました。
「あ、怒っている顔と真剣な顔って、ほぼ一緒なんだ!!!」と。
そこから、気付きました。
「真剣な顔を人に向けるとき、
真正面を向くと、
【怒っている】と誤解される」と。
これ、大きな気づきでした。
ひょっとしたら今まで「真剣な顔」を見て、
「怒っている」と誤解していたんじゃないか・・・?
怖くなりました・・・。
そりゃ、真剣に考えている人に
「あなた、なんでそんなに怒ってるの??」と聞いたら
ちょっとムッとしますよね。
相手から「怒ってないよ」と言われても、
「いや怒っているよね」
「そんなことない!」
「ほら怒った!」
「もう・・・!」
コントみたいですが、思い当たるところはありませんか???
ここまで考えて、またはたと気付きました。
「自分も、同じような反応を受けていたかもしれない・・・」
怒っていないのに「なんでそんなに怒っているの?」
「なんで不機嫌なの?」と言われたことのある方、いませんか?
そんなとき、真剣な顔を「真正面」から相手に向けていないか、考えてみましょう。
もし「真正面」から見ているのなら、
2人で座る時に席配置を変えてみるといいでしょう。
対面で座ると、「真剣な顔」が真正面に見られます。
「怒っている」と誤解されることがあります。
そんなときはこんな感じで机の角でナナメ座りをしてみてはどうでしょう?
ナナメ座りをすると、視線は真正面にはぶつかりません。
上の写真では、視線は机に置いた紙にいきます。
紙を置いている場所にPCやiPadを置くのも良いでしょう。
交渉ごと・相談の際に役立つはずです。
この配置、「交渉事」の定番です。
各種交渉の本でも書いてあるテクニックのようです。
実際に話すときはこんな姿勢になります。
机の角にこの配置で座ると、
「真剣な顔」「真剣な視線」を向けても、
相手に真正面から見られることはありません。
「怒っているでしょ?」と言われることも減るはずです。
人と話すとき、どんな配置にするかで
誤解も減っていくのです。
このブログで思い当たる方。
さっそくやってみては???