知を権力と見なした。
かつて社会のなかにあふていた狂気は、近代になって精神病院に囲まれるようになった。
近代人は古代や中世のひとと違う見方をしているだけだ。人はその生きる時代に特有のものの見方にとらわれ、その外に出ることは出来ない。誰もが一定の思考の枠組みにとらわれている。
知を権力と見なした。
かつて社会のなかにあふていた狂気は、近代になって精神病院に囲まれるようになった。
近代人は古代や中世のひとと違う見方をしているだけだ。人はその生きる時代に特有のものの見方にとらわれ、その外に出ることは出来ない。誰もが一定の思考の枠組みにとらわれている。
職人には仕事道具がつきものだ。学生を学ぶ職人とみるならば(徒弟制がまだ学術界では生きている)、学生の仕事道具は何であろう。
筆記具、本、紙、パソコン、人脈ではないか。
このなかで個人の努力でグレードをあげれるものは、上げるべきである。
筆記具は、もっともレベルを上げやすい。
仕事道具たる筆記具に、学生はどれくらい気を配っているのだろう。仕事道具にこだわらないで、いい仕事つまり学問が出来るはずがないのである。
サルトルの本名を、ずっとダンボール・サルトルだと思っていた。