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(1)水曜日が恐かった頃
(2)自分史を書くと、人生の豊かさに気づく。
(3)人生の途中でも、自分史を書こう
(1)水曜日が恐かった頃
学生時代、水曜日になるのが恐い時期がありました。
講演会を企画するサークルに入っていたのですが、
毎週水曜になるたびに「リーダー会」をやっていました。
たしか水曜21:00から2〜3時間ほどやっていた気がします。
この「リーダー会」、
毎回「ツメられる」んです。
要はダメ出しの連続。
「あの部分、どうなってるの?」
「ここは集まりが悪いよね」
あれこれ先輩から、同輩からツメられてばかりで
うんざりしていました。
イベントは好きだけど、
反省会はイヤ。
そんな感覚が育っていったわけです。
この「リーダー会」の感覚は、
私の中で「隠しておきたい記憶」となっていました。
楽しくもないし、
辛いだけ。
もっと楽しくやれないの?
そんな感覚が自分の中にあるのです。
でも、フリーランスとなったいま、
あの時の記憶をもう一度振り返っています。
本当に、「イヤ」な思い出しかなかったの?
自分に問いかけているのです。
学生のイベントですから、
「収益」を目的としているわけではありません。
「無料」でも「社会的に意味のある講演会をやる」
「そのイベントを通して、自分もサークルのメンバーも人間的に成長する」
そんな目的を掲げていたのです。
この目的については、
自分も賛同していました。
そして、社会人を経験してから見ると、
「ああ、あれってこんな意味があったんだな」と
わかるようになりました。
ちょっと大人になれたような気がします。
(2)自分史を書くと、人生の豊かさに気づく。
さて、なんでこんな文章を自分が書いているのでしょう。
それは「自分史講座」を現在企画しているからです。
自分の生きてきた歴史。
それを自分の言葉で書く。
それが「自分史」です。
そんなわけで私自身、
自分の「自分史」を書いているのです。
「自分史」を書いていると、
なぜかどんどん「頭の中」が整理されていきます。
書いていると、ふと
「そういえば、あんなことがあった」
「あの時、あの人に助けてもらえた」
「あの件では怒られちゃったけど、いま思うとこういう意味があったんだ」
記憶がどんどん戻ってきます。
文章を書いていると、
自分の人生の一コマ一コマが蘇ってきます。
ちょうど、「走馬灯」のように・・・(死なないけど)。
そんなわけで、
「あす、水曜だな」という記憶から
「リーダー会」の記憶が蘇ってきたわけです。
あのイヤな記憶がよみがえるかと思いきや、
意外に「いい記憶」となっていました。
私自身、大人になったということでしょうし、
社会に出てから
「同様のケース」に山ほどぶち当たりました。
そのため、
「ああ、懐かしいなあ・・・」という
「思い出」と変化してるのです。
そう。
記憶は「思い出す」と
頭の中で変換されます。
時間が経ったものほど、
懐かしい記憶として戻ってくるのです。
(3)人生の途中でも、自分史を書こう
「自分史」の本を書店で探すと、
どれもこれも「高齢者向け」のものばかり。
でも、「自分史」は何も「高齢者」だけのものではありません。
寺山修司も若い頃に「自伝」を書いています。
サンクチュアリ出版を作った高橋さんも、「毎日が冒険」は20代のころの自伝です。
思うのですが、「自分史」は有名人でなくとも、書くべきなのです。
なぜって?
まずは純粋に「楽しい」から。
自分しか経験できていないエピソードが
たくさん見つかるのです。
「ああ、昔こんなことをしていたな」
「昔、こんな目標があったっけ」
高齢者の「自分史」の場合、
「それに気づいて終わり」な側面もあります。
(だから「エンディングノート」や「終活」の一環として、
自分史は書かれることがあるのです)
でも。
「自分史」を書いている中で気づいたことを、
そのまま実践できるのです。
それが「人生の途中で自分史を書く意義」です。
私はそれを伝えていきたいと思っています。
ただこの自分史。
いざ書こうとすると、ちょっと大変です。
間違えなく、途中で一度「飽き」ます。
ツラくなる瞬間もあります。
だから「作文教室ゆう」を運営している者として、
楽しく「自分史」の書き方を講座でお伝えしたいと思っています。
ちょうど、
札幌市・宮の沢のコミュニティカフェ「ふうしゃ」様にて、
「はじめての自分史講座」を行うこととなりました。
詳細は以下の通りですが、
「人生の途中での自分史」もお伝えしていく予定です。
さあ、講座の準備だ〜!
【はじめての自分史講座〜大切なご家族に、「あなた」を伝えませんか〜】
【日時】平成28年6月24日(金)13:30〜14:30
【場所】コミュニティカフェふうしゃ(https://www.facebook.com/events/1099239886799653/札幌市西区西町21)
地下鉄東西線「宮の沢」駅 徒歩5分
【費用】無料
イベントページとお申し込みはこちらから!
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