大平レポート

大平レポート⑨ 帯広市議会議員のブログ運営状況は???

〜大平亮介さんのFBからの記事です〜

今日は帯広市議会議員の公式・ブログの運営状況についてまとめてみました。

 

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ブログがサイトを兼ねている人、サイトのなかでしっかりと議会報告している、活動レポートをPDFにして誰でも閲覧できる状態しているなど、
個性が出るなと思いました!

調査結果は、議長・副議長を除いた27名の議員のうち、公式サイト・ブログがある人は12名、ないひとは15名となりました。

 





あらゆるメディアから議員さんの情報を得ることは一票を投じる上で非常に大切な指標になりますので、Twitter、SNS、過去の報道記事なども調べてみます。

最終的にはすべてをまとめて公開できるかたちにもっていきたいなと思っています。「公開して行われた政治上の演説」は自由に利用できるそうです。

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大平レポート⑧ 帯広市議会の「一般質問」発言通告状況!

〜大平亮介さんのFBからの記事です〜

帯広市議会の一般質問の発言通告状況についてまとめてみました。
一般質問は議員が掲げた公約を実現する絶好の機会ですので、そこから本気度を読み取ることができます。

調査対象は平成27年6月、10月、12月と平成28年3月、計4回の定例会の一般質問についてです。




事情によって一般質問を取り下げた議員さんもいらっしゃるので、実際の登壇回数を反映するものではないですが、おもしろい結果になりました。

4回の定例会のなかで一回も一般質問をしなかった方もいらっしゃいます。
また、一般質問の発言通告の提出数は議員全体で76件にもなるので、かなりの地域課題を議会で取り上げることができています。しかも、1人1時間の持ち時間があるのでかなりの量の質問ができるはずです。

公開されている議会資料を駆使しながら、市民協働、市民自治のために調査を進めていきます!

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大平レポート⑦ 議員さんって、どうやって一般質問をつくっているの?

〜大平亮介さんのFBからの記事です〜

過去の議事録を読み返すとその議員の得意分野、関心のある分野というものがなんとなくわかってきます。

介護、福祉、防災、教育、男女共同参画などなど。

僕が気になるのは、議員さんがなんでその分野に興味関心があり、質問で取り上げるのかです。


そういう意味で一般質問は議員さんの個人的な背景をよく反映していると思います。


一般質問とは、あらかじめ通告した内容を、所定の持ち時間以内で、議員が執行者側に対して行うものです。

そこで考えたのですが、一般質問をつくる段階で市民にも参加してもらうというのも面白いのではないかと思うのです

議員の任期は4年、定例会は年4回と考えると、かなりの地域課題を一般質問で取り上げることができます。



わが市(帯広市)の場合、1人の議員の質問時間は1時間なので、そのなかで一つ市民と一緒につくった一般質問があっても良いと思います。

質問に関する資料を集めたり、他の自治体の事例などをリサーチし、市民と一緒に説得力のある質問を練り上げていくのもすごくいい勉強になります。
なにより議会に対する関心がぐっと高まると思います。

若い人ならワークショップ形式で一般質問をつくってみてもいいですし、市民では得ることが難しい一次情報に関する資料を議員名義でお願いすれば、手に入りやすいでしょう。

図書館もフル活用して資料を集めれば、すごく深みのある一般質問をつくることもできると思います。

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大平レポート⑥ ロビイングの方法を知ろう!

〜大平亮介さんのFBからの記事です〜

社会起業家として有名な駒崎弘樹さんの新刊を読んで、ロビイングの方法について勉強になったことをまとめてみました。

審議会、委員会、協議会に入って地域課題の解決に取り組むというのも一つの方法として有効だと思います。

大きいのは審議の内容が報告書などにまとめられて、それを基に政策立案されることです。

住んでいる自治体で委員を公募していることもあるかと思うので、応募してみるのも楽しいかもしれませんね!

大平 亮介さんの写真

大平レポート⑤ 当事者が「声」を上げるということ

〜大平亮介さんのFBよりの記事です〜

読んだ本のなかで勉強になったことがあるので書きます。

社会的に弱い立場にある人やマイノリティの人たちが抱える社会的な課題は可視化されにくいといわれています。

なぜならば、当事者が声を上げて現状を伝えることが難しいからです。
社会的課題として認知されなければ放置され解決策が生まれません。

そのため、社会的課題として認知度を高め、解決すべきという世論を育てる必要があります。
世の中には少子高齢化の問題、介護の問題など、優先順位の高いものから着手される傾向にあります。行政や議員が優先順位を決める傾向は2つあります。

① 質的要素
・今すぐ支援が必要なことか?(優先度)、命に関わることか?(深刻度)といった要素

② 量的要素
・「どれくらい困っている人がいるのか?」「どれくらいニーズがあるのか?」といった量的な要素。

これら2つの要素を勘案して社会的な課題解決の優先順位を決めていると考えられます。
つまりマイノリティに関する社会的な課題でもこの2つの要素を補強する証拠を整えることができれば、希望がみえてきます。

例えば、僕が取り組んでいるLGBTに関する問題の場合、当事者は人口の3~5%存在するといわれています。

クラスに1~2人いる計算ですが、社会的な無理解やカミングアウトの有無などによって存在が見えにくいといわれています。
つまり当事者の声を聞くことが難しいということです。
研修や勉強会でこのことを話すと「そんな人いるの?はじめて聞いた」という反応が返ってくるが多いです。

いま考えているのが、道内に住む当事者の方にTwitterなどの匿名性が高いツールで学生時代の困りごと、うれしかったことなどの事例を集めようと考えています。これが質的要素を高めることに役立てます。

なぜ、道内で調査するかというと課題への距離感をぐっと縮めるためです
たとえば、「アメリカの○○州の当事者から話を聞いて事例集にまとめました!」というよりも「学生時代を道内で過ごしたLGBT当事者の方に当時困っていたことを聞いて事例集にしました!」のほうがよっぽど課題が身近になります。

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参考文献:明智カイト『誰でもできるロビイング入門』光文社新書,2015
☆こちらからもお求め頂けます。

大平レポート④ アイスブレイク・ゲームをやってみよう!

〜大平亮介さんのFBからの記事です〜

初対面の人と話すのって緊張しますよね。
とくにあんまり知らない人が集まって話す場だとなおさらです。

そんなときに役立つのが「アイスブレイク」というゲームです。
アイス=氷、ブレイク=壊す、を合わせたことばで、緊張した雰囲気を和らげるために行います。

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今の時期だったら新入社員の研修、新入生のレクリエーションなどに使えます。

たとえば、初対面同士の名前とその人の特徴を覚えるのに役立つアイスブレイクがあります。

■名前を覚えるアイスブレイク
・参加者の名前を自己紹介に付け足して全員の名前を覚えるアイスブレイクです。
たとえば、「〇〇です」→「○○さんの隣の○○です」→「○○さんの隣の○○さんの隣の○○です」といった感じにどんどん名前を付け足していきます。
「名前+好きなこと、もの」を入れると、その人を印象づけることができるのでオススメです。

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■座り方は車座で
・よりアイスブレイクを効果的に行うには座り方のちょっとした工夫が必要です。
対面式に座ると緊張するので、参加者全員の顔が見えるように車座(サークル)になります。
こうすることで話を聞こうという雰囲気が共有されます。

ビブリオバトルやワークショップを行う前に行うと経験上、すごく効果的ですのでぜひ試してみてください!

9k=-1☆こちらからもお求め頂けます。

大平レポート③ 「一般質問」のつくりかた。

〜大平亮介さんのFBからの記事です〜

市民協働、市民自治の実現の一つの方法として一般質問を一緒につくることが挙げられます。そこで一般質問の組み立て方をまとめてみました。

■方法として
議員さんとの意見交換会などを通して一般質問の問いを立てることもあるので、会に参加して意見を伝えることもできます。

また、地方議員さん一人で質問に関連する資料や先進事例を集めたり、内容をまとめることは手間もかかりますので、リサーチを手伝うと助かるのではないかとおもいます。
このように一般質問を組み立てるさまざまなお手伝いすることができます。

どの組織を支持するとかは関係なしに、純粋に自分が解決したい課題と類似する一般質問を過去にした議員さんとコンタクトをとるのも一つの手だと。

大平 亮介さんの写真

大平レポート② ビブリオバトルって、知ってますか?

〜大平亮介さんのFBよりの記事です〜

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ビブリオバトルというゲームをご存知でしょうか?
本の紹介を通してコミュニケーションを深めるのに最適なツールです。

ルールは簡単です。
① 読んで面白いと思った本を持ち寄ります
② 順番に1人5分間で本の内容を紹介します。
③ 発表後に2~3分間で本の内容を共有します。
④ 最後に発表を聞いて「一番読みたくなったか」を基準に一人一票で投票を行います。
⑤ 最多票を集めた本を「チャンプ本」とします。

コンセプトは「本を通して人を知る、人を通して本を知る」。
本の紹介を通してその人の思考や性格を垣間見ることができます。また、好きな読書のジャンル違う人から紹介される本は刺激的です。

だからビブリオバトルは面白いのだと思います。
参加者と一冊の本があれば、どこでもできますし、さらに相互理解も深まります。

帯広でも、実は実施中!

次回は4/21(木)開催します!(毎月第3木曜日19:00-20:30に開催中)
ぜひ会場の帯広市図書館まで!!!

イベントページはこちらです!!!

大平レポート① 浦幌町の「チーム議会」

☆帯広市図書館で司書として活躍する大平亮介さん。
彼のFacebook記事には、とても「いい記事」が多いです。
そのため、今後「日本ノマド・エジュケーション協会」ブログでも本人の了承のもと、転載していきます。

 

浦幌町議会(北海道十勝管内)では議員さんが1人欠員になっている現状を踏まえて「チーム議会」という取り組みを始めました。
意見も募集しているとのことなので、送ってみました。

取り組み政策として「気軽に対話できる議会」を挙げています。
意見交換会だと、最初は参加のハードルが高いので思うので、本を紹介するゲーム・ビブリオバトルを取り入れたワークショップの開催を提案してみました。

これまで何十回もビブリオバトルに参加しているのですが、違う年代とのコミュニケーションの方法として最適かなと思います。

大平 亮介さんの写真