☆帯広市図書館で司書として活躍する大平亮介さん。
彼のFacebook記事には、とても「いい記事」が多いです。
そのため、今後「日本ノマド・エジュケーション協会」ブログでも本人の了承のもと、転載していきます。
☆帯広市図書館で司書として活躍する大平亮介さん。
彼のFacebook記事には、とても「いい記事」が多いです。
そのため、今後「日本ノマド・エジュケーション協会」ブログでも本人の了承のもと、転載していきます。
こんにちは、Kumagaiです。
「科学って難しくてよくわからない…」
そんな声を塾で関わってきた生徒さんたちから聞いていました。
そうは言っても
身の回りにあるものは科学の力があってこそ成り立つものがたくさんあります!!
あなたが今このサイトを閲覧するために使っているスマホ、パソコンはまさに科学の英知の結晶です✨
「なぜ?」「どうして?」を一緒に「科学のハコ」を開いて楽しく紐解いてみませんか?
⇩以下は最近行ったイベントです⇩
『つながるコワーキング札幌』で「科学のハコ」のイベントを行ってきました。
非常にありがたいことに、「楽しかった!」と言って帰ってくださるお客様もいました。
参加してくださった方々、このような機会を設けてくださった方々に感謝です!!
まだまだ駆け出しなのでより楽しんでいただけるよう創意工夫していきます!
札幌駅北口から歩いてすぐ!
北海道大学のそばにあるオシャレな喫茶店「札幌カフェ」。
便利な場所なので私もよく使っています。
(「札幌公務員学院ビル」1Fです)
そんな札幌カフェ。
土曜日のイベント立案・運営に、私・藤本が関わらせてもらうことになりました!
(開始時期は5月からです)
それを受け、昨日「札幌カフェでどんなイベントをすると楽しいか」ディスカッションを開催!
出た案をご紹介します!
・アツイ読書会(もっと純粋に学問をみんなで学び、語り合う)
・日本酒ナイト(女性限定で、日本酒好き女性に来てもらう)
・ネガティブナイト (自分のネガティブな感情をひたすら書く)
・瞑想ナイト
・Ubuntuナイト
・MINIX探検ナイト
・Bottle探検ナイト
・西洋占星術・タロット占いナイト
・尼さんを呼んで行う「仏教ナイト」(純粋に「尼さん」の日常を話してもらう)
・池上彰的な「現代社会」講座をやる
・くすぶっている大学院生に、専門について語ってもらう
・哲学カフェ
・オープンソース読書会
・アップル製品について語るイベント
・TRPGナイト
・田舎暮らしナイト
等など。
☆このディスカッション、飲み会のなかでやっているので、文字に起こすとアイデアが出たときの盛り上がり方が伝わらないのが残念です。
思えば、以前私は札幌市・豊平区のコワーキングカフェ「Coworking Cafe 36」の日曜バーテンダーをさせてもらっていました。
(Coworking Cafe 36は現在閉店しています。)
Coworking Cafe 36では曜日ごとにバーテンダーをするという【曜日バーテンダー制度】が取られていました。
私が日曜バーテンダーをする際、「日曜日にわざわざお酒を飲みに来る人はいない」という前提から考えました。
お酒を飲むのは、どう考えても金曜や土曜。
お休みの日曜にはなかなか飲みに出かけません。
そのため、「イベントを作り、いろんな人に来てもらう」方針で行っていました。
思えばいろんなイベントをCoworking Cafe 36でやったものでした。
例)
▼たこ焼きナイト(本場・大阪のコワーキングスペースとスカイプ中継をつなぎ、本場のたこ焼きのコツを伝授してもらう。その後、大阪・札幌の2箇所でたこ焼きをそれぞれ作り、食べるイベント)
▼うどんナイト/うどんパーティー(当時、北大大学院生だった学生さんの趣味はさぬきうどんづくり。そんな彼に自慢のうどんを打ってもらい、みんなで食べるイベント)
▼せんきょCAMPさっぽろ(いまの政治・選挙について気軽に話し合うという「せんきょCAMP」の札幌版。いろんな立場で政治について語り合いました)
▼教育パワーナイト(「教育」に興味のある方々が集まり、お酒を片手に語り合うというイベント)
いろいろなイベントをやったもんですね。
好評につきシリーズ化したものも多くあります。
あのときのイベント開催を通し、様々な出会いがありました。
あの情熱をもう一度、札幌でやりたいなあ、と思っています。
札幌カフェのイベントも、単なるイベントではなく、
大人も真剣に取り組むことができ、「来てよかった!」と思え、
あらたな繋がりの得られる場にしたいと思っています。
Coworking Cafe 36の頃と違い、今回は(比較的)集まりやすい土曜日です。
土曜の札幌カフェでどんなイベントをやると楽しいか?
ぜひアイデア等、お寄せくだされば幸いです。
なお札幌カフェの利用規約はこちら!
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今年4月から、「私立高校教員」から「個人事業主」になる私。
ちょうど先日、札幌の税務署に「個人事業の開業届出」を出しに行きました。
そんな私にとって、【「個人事業主」こそが社会を変える!】的テーマで書かれた本書『ローカル志向の時代』はすごく面白い本でした。
いま北海道・札幌市で4/7開業の塾設立に向けて動いています。
そんな私が勝手に「ロールモデル」としている人がいます。
それがイケダハヤトさん。
日本の元首相・池田勇人と名前がかぶるので、
あえてカタカナにしているプロブロガー。
イケダハヤトさんは、1986年生まれ。
早稲田大学政治経済学部2009年卒業。
私は1988年生まれ(早生まれ)で、
早稲田大学教育学部2010年卒業。
リアルに、同じ時期に、同じキャンパスにいたことになります。(密かな自慢)
(注 文学部を除く純粋文系の学部は、「西早稲田キャンパス」《現 早稲田キャンパス》にありました)
東京を捨てて「高知県」の「限界集落」に引っ越したイケダハヤトさんは、
教員時代から私のあこがれの人でした。
☆イケダハヤトさんの本の中でも、『新世代努力論』は「何を頑張るか」悩んだ時に役立つ本です。
私も、私立高校就職を機に東京を捨てて「北海道」に引っ越したからです。
いま私が住んでいる「札幌」を「地方」と言ってしまってもいいのかどうか微妙ですが、【北海道・札幌から日本の教育を面白く!】という私の目標にはゆらぎはありません(多分)。
イケダハヤトさんはじめ、「東京」以外の「地方」で活躍している若手がいまたくさんいます。
コミュニティという言葉に敏感な世代の動きは多様化しています。農山村志向は象徴的ですが、地方であっても、都市であっても、下町であっても、顔が見える範囲でフラットな関係を築きたい、一方で、社会でなにかしら貢献したいという傾向は深まりをみせています。
あながち、「ローカル志向」を深めている背景は、ソーシャルネットワークによって支えられている部分が大きいといっても過言ではないでしょう。この世代はソーシャルネットワークを介して、ゆるやかなつながりを保とうとする傾向があります。自分の活動を孤独に遂行するというよりは、誰かに知ってもらいたい、共有したい、何らかのかたちで評価してもらいたいという気持ちがあります。そういうと大げさに聞こえますが、大なり小なり自らの活動の意義を確かめたいという動機、社会システムのなかで自分の立ち位置を明確にしたいという社会的欲求に支えられているようにみえます。
これは会社など組織への帰属意識が薄れ、個人と社会の距離感が近くなってきていることを意味します。これまで隔たりがあった個人と社会の距離感がぐっと近くなることによって、顔の見える範囲の社会といえる「地域」が存在感を高めてきています。(4-5)
☆アンダーラインは引用者です。
いまの時代、地域に根ざした「新たな自営」が存在感を高めています。
いま「小商い」「ナリワイ」と呼ばれる「新たな自営」が存在感を高めつつあるのは興味深い現象です。これらは新技術・新分野の領域ではなく、従来型の産業の上にまたがる領域であるのが特徴です。前述のように、企業数は年20万人以上で推移しており、事業所数・企業数の減少率と比べるとその数は際立ちます。(64)
フリーランスとして地域で活動している人。
札幌にもたくさんいます。
本書にはそういった「新たな自営」として地域で生きるためのコツも書かれています。
地域や同業種のなかにゆるやかに帰属意識を持つことが大事になります。難しいことのようですが、経済原理は競争だけではなく、協調によっても成り立っていることを認識し、利益を追求しながら他者と共存を図るのです。
その際、同じような業種の仲間が近くにいるというのは案外、大事なことです。古今東西、歴史的にみても同業者集団が経済的にも、そして政治的にも社会のなかでプレゼンスを高めていく構図は見られます。同業者集団というのは内輪だけの理研獲得のイメージが先行しますが、危機の際にはリスクを分け合い、平準化する役割も果たします。(70-71)
☆アンダーラインは引用者。
地域で「新たな自営」としてやっていく以上、「同業者」とも連携することで出来ることは増えていきます。
ちょうど私も、札幌で塾をやっている人で始めた「一般社団法人Edu」に関わっています。
(なにげに「創設メンバー」です)
「新たな自営」が1人ではできないことも、
グループで関わることでできることが広まります。
さて、本書『ローカル志向の時代』には「ローカル」での活動の例として波佐見焼(はさみやき)をとりあげます。
波佐見焼とは・・・。
長崎県東彼杵郡波佐見町が産地で日用食器の源流とされてきていましたが、現代的なシンプルなデザインが脚光を集めています。(・・・)
もともと、波佐見焼は長く隣町の有田に隠れた存在でした。高級志向の有田焼と異なり、波佐見焼は量産の日用品を得意としてきました。有田焼の生地作りや型起こしを担ってきた窯元も多く、伝統の技術に裏打ちされた商品スタイルの幅がひろいことが特徴です。(119-120)
私も使っていますが、軽くて薄くて使いやすい。
便利なお皿です。
☆ものはら MONOHARA くらわんかコレクション ボウル 15cm 波佐見焼 15cm レッド
マルヒロでは地域おこしとしてアメリカのデザイナーと組んで「ものはら」ブランドを立ち上げるなど、古くて新しい価値を提供しています。
かつて「個人事業主」はダサい対象でした。
そこに「新しい自営」という新しい価値を与えるのが本書『ローカル志向の時代』です。
古くて新しい価値としての「新たな自営」。
私も札幌の塾経営を通し、実践したいと思っています。