〜大平亮介さんのFBからの記事です〜
これまで投票率の低さについて書いてきました。
投票率の低さに対し、「投票は国民としての義務だから行くべき!」という道義的な観点から投票を促すアプローチがあります。
一見すると正論なのですが、メッセージが心に届くまですごく時間がかかります。
では、投票に行ったら1万円もらえるという功利的なアプローチならどうでしょうか。
おそらく多くの人は投票所に足を運び、投票率も飛躍的に上がるはずです。
▶投票をイベントにする「選挙割」
そこまではやりすぎかもしれませんが、功利的なアプローチとして成果を挙げている「選挙割」という取り組みがあります。
まず、投票所に行って看板と一緒に自撮りをします。
自撮りをした画像を選挙割に協賛店で提示すると、割引などのサービスを受けられるというすごくシンプルな仕組みです。
投票の後に楽しみやお得なサービスをつくることで、イベント性が高くなります。
投票をイベントとして捉えてもらうことで投票率の向上に寄与している自治体もあるそうです。
▶選挙割の問題点
問題は、協賛店が多くなければ効果が上がりにくいこと、公職選挙法の関係で候補者の三親等以内の親族などに関しては協賛店になれないなどがあります。
参院選も近いことですので、社会貢献の一環として実施するお店が出てくると楽しみです。