〜大平亮介さんのFBからの記事です〜
悪い意味で地方議会が注目された「号泣議員」問題から早2年が経ちました。
多くの市民の目が自分たちの代表である議員さんの活動に注視されているのが理想なのでしょうが、なかなかそうもいかないのが現状です。
市民が議会に注視しなければ、自然と議会、議員の緊張感もなくなります。
最近のセクハラ発言、ヤジ問題はこういったところからは生まれるのだと思います。
一般的に「ん?その発言はどうなの?」という言葉でも、それが良とされる普段の言語環境になれていると、自然に使ってしまうのです。
せっかくいい活動ぶりを発揮している議員がいても、市民に注目されなければモチベーションも上がらないでしょう。
人間ですから…
■議場に緊張感をもたらした市民団体
そこで、神奈川県の「相模原市議会をよくする会」とい市民団体の取り組みを調べてまとめてみました。
会がつくられたきっかけは、会の代表が議会傍聴したことでした。
開会中なのに居眠り、内職に励む、勝手に席を離れる私語をやめないなど、議員のあきれた実態があり、そこで
「議員の通信簿をつくろう!」
と思い立ちます。
この会では、議員任期4年ごとに「議員の通信簿」を作成し、その仕事ぶりを査定しています。
「議会に緊張感を持たせ、議員によい仕事をしてもらう一助とする」ことが目的です。
通信簿が公表されてから居眠りする議員はいなくなり、緊張感が漂う議場に大きく変わりました。
県議会ですら、あのようなレベルなのですから、やはり議員任期4年間の働きぶりをチェックして、市民から議会、議員の力を底上げする必要があるのだと思います。
第三者の注視がないと怠けてしまいます。
人間ですから…