札幌での塾開業を目指し、今いろんなイベントに参加しています。
本日は北海道経済産業局の「小規模事業者持続化補助金」の説明イベントに行ってきました。
私のような「開業したて」の個人事業主や会社でも申請しやすい補助金として、申請を検討しています。
【公式サイトはこちら】小規模事業者持続化補助金
さて、この小規模事業者持続化補助金。
平成27年度補正予算案の枠で決まったものです。
今年は100億円、昨年は252億円。
かなりな金額です。
そのうえで、全国で約12,000者に補助。
都道府県レベルで言うと・・・。
ざっと47で割ってみて、
北海道で約240くらい採択があるはず、とのことでした。
(1)そもそも、補助金ってどう使うの?
補助金は「返済しないくて良い」お金。
これって、仕事をするものとしてすごく「トク」です。
でも「ただより高いものはない」。
書類を出すのが大変だったり、すぐ返ってくるわけではないんです。
補助金は「この計画にこれだけお金がいります」という申請をし、
受理された「後」から掛かる費用を補助するもの。
おまけに、お金は「最後に戻ってくる」んです!
使い終わり、「これだけお金を使ったよ〜」という書類を出したあと、
初めて使った分だけ戻ってきます。
実際の話、書類をそろえるのは大変です。
「計画書」の提出のほか、
この「小規模事業者持続化補助金」では「商工会議所/商工会での相談」も必要となります。
それでも、「お金をもらえる」のは、ビジネスをやる者にとって魅力的!
(2)小規模事業者持続化補助金とは?
ざっとした概要については、
いいサイトが有りました→小規模事業者持続化補助金
箇条書きで示しますね〜。
▼小規模事業者持続化補助金
・「商工会・商工会議所と小規模事業者が一体となって取り組む販路開拓や生産性向上を支援します」
→この補助金の対象は「申請者が事業を営んでいる地域を管轄する商工会議所または商工会の確認が必要となります」ので、必ず商工会議所(商工会)に相談をしてくださいね!
・補助率2/3、補助上限額50万円。
例1) 75万円を使った場合、その2/3が補助となる。
つまり50万円例2)90万円を使った場合でも、上限が50万円だから50万円
・採択されても「補助金交付決定を受けても、定められた期日までに実績報告書等の提出がないと、補助金は受け取れません。」
・当初の予定よりも、もし使った金額が少なければ、その分補助額が少なくなります。
・補助金で資産になるもの(棚・PC・設備などなど)を購入した場合、それを勝手に廃棄したり譲ったり出来ない。
・申請対象:会社・個人事業主のみ
→「開業届」を出す(個人事業主)か、「登記」をするか(会社法人)しないと無理!
・「小規模事業者が、商工会議所・商工会の助言などを受けて経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用の2/3を補助します」
→今の商品を「販路拡大したい」人向け。
→新たな販促用チラシの作成・送付など、販促用PRに使うか、「新規商品開発」に使う費用として活用できます。
・対象期間:商工会議所の募集は「交付決定日から28年11/30まで」
・商工会議所に相談に行こう!
電話をして「小規模事業者持続化補助金に申請したいんですけど・・・」ということ!
申請締め切りが【5/13(金)】なので急いで!
・お金のやり取りには、記録を残しておくこと!
→現金授受でなく「銀行振込」でやるのがポイント
→でも「金融機関等への振込手数料」が補助対象外の経費になるのをお忘れなく!
→ただし、消費税は補助対象外の経費
(3)面倒だけど・・・出す意義!
書類の準備は大変です。
ですが、「だからこそ」のメリットが有ります!
メリット1 事業計画書をイヤでも作れる!
ビジネスを発展させるには「計画」が必要です。
ですが個人事業主は「計画」を作らないことが往々にしてあります。
無計画がうまくいくのなら、みんなうまく行きます。
計画を「イヤでも」つくることができます。
メリット2 商工会議所と仲良くなれる(行くきっかけができる)
「商工会議所」(商工会)は、なかなか行く機会がないものです。
ですがこの補助金、申請には「商工会議所」での相談が必要なのです。
「商工会議所」に行き、相談をする。
その際、「商工会議所」にある情報/チラシをちょっとでももらってくることができます。
敷居の高い「商工会議所」に、「イヤでも」関われる機会は大事ですね〜。
(4)大事なこと!
大事なのは「これをやりたい!」という思いです。
その上で、「これをやりたい!」に適した
書き方でまとめることです。
「やりたい!」ことを、どう書類に落とし込み、
経産省のお役人さんを口説けるか、がポイントとなるようです。
それには、国民の「血税」から補助金を出す以上、
「公的意義」を持たせる必要があります。
要は「地域活性化」なり、「買い物弱者支援」なり、
「公的意義があるね!」と採択者に伝わるように書くことが大切なようです。
別ブログでやっている、「作文教室ゆう/北海道学習塾ゆう」のブログにも書いたような話になってきます。
補助金申請の紙も、「徹底的に役立つ情報を提供する」こと、「【書く目的】は何か、常に考える」ことが大切なのですね!
(余談ですが、申請についての説明を聞いていると
「作文と全く一緒だな〜」という思いが強まりました)
「意外に見落としがちなところはここです」と担当者の方にお話いただきました。
それは「自分(自社)の強み」を書くことだそうです(作文と全く一緒!)。
「自分(自社)の強み」って、意外と見落としがちです。
ですが、申請書は「ほかの会社よりも、うちに補助金を出すほうが公的意義がある!」を伝えるもの。
「自分の強み」を忘れずに書いておきましょう。
さあ、私も申請書、書きます!
札幌商工会議所に電話した所、
書類をまず揃えて、また電話してください。
との「温かい」お言葉を頂きました。
まず書類を書きます・・・。