みんなが知ってるムーミン。
そのムーミンを作ったのは誰か?
それがトーベ・ヤンソン。
昨年生誕百年を迎えたトーベ・ヤンソンの美術展が、いま帯広で開催されている。
ムーミンの作品は戦争中に生まれる。
戦争の悲惨さに対し、夢を語るためにムーミンの物語を作っている。
全9作のムーミンの小説をトーベは残しているが、はじめの2作は戦争と関わっている。
現実の悲惨さ・苦悩があるからこそ、ムーミン谷の物語は人をホッとさせてくれる。
それを感じた。
また、トーベは孤独へのあこがれがあり、
島に「夏の家」を作り、一人こもり仕事に没頭した。
その姿からスナフキンを連想した。
【トーベ・ヤンソン展】
【場所】北海道立帯広美術館(帯広市緑ヶ丘2番地)
【時間】午前9時30分〜午後5時
【費用】一般1000円・高大生550円・小中生250円
【期間】平成26年12月13日〜平成27年2月15日