いわさきちひろの絵は教育関係者にとっては「おなじみ」だ。
絵本を始め教科書の挿絵など、「どこかで見た」ものとなっている。
そんないわさきちひろだが、意外に子どもの「笑顔」を描いていないことに気づいた。
子ども時代のイメージとして、多くの人は「笑顔の子ども」を思い浮かべる。
しかしいわさきちひろは熱中する顔や子どもの悲哀を描くことで子どものリアリティを描いている。
子ども時代や若い時代は、
思っているほどバラ色ではない。
そんな当たり前の事実をいわさきちひろの絵は教えてくれるように思う。
GWなので行った、札幌の「いわさきちひろ展」の感想です。
いわさきちひろ展https://event.hokkaido-np.co.jp/chihiro/outline/index.html