新幹線でも特急電車でも、ワゴン販売は「さいしょの一人」が買うと、次々人が買っていく。
今日の札幌発-帯広行きの電車でも実感しました。
私が130円のコーヒーを買うと、みんな次々買っていく。
まるでゴキブリホイホイです。
みんな遠慮して、「さいしょの一人」になりたがりません。
売り手にとっては、ビジネスチャンスを逃してしまいます。
そのため、「さいしょの一人」には、支援金を出してもいいんじゃないかと私は思います。
クラウド・ファウンディングの定番・CAMPFIRE(キャンプファイヤー)も、
寄付開始前から根回しして、「さいしょの一人」として寄付してくれる人を用意するのが「定跡」だそうです。
個人経営の居酒屋でも、「さいしょの一人」目のお客には特別なサービスをします。
ちょっといい刺身をつけてくれることがあります。
それは「さいしょの一人」のお客がゴキブリホイホイ式にお客を呼んでくれることを知っているからなのです。
ちなみにこれ、カンパや寄付でも一緒らしいです。
コンビニの募金箱には始めから小銭を入れておくと、あとはゴキブリホイホイ式にお金が増える。
中身が「からっぽ」の募金箱に人はお金を入れないのです。
よくすすきのでは上手くもないアーティストが路上ライブをやっていますが、
彼らのギターケースにも始めから小銭と札を入れておいたほうが
「アガリ」はよくなるようです。
それにしても「ゴキブリホイホイ」、北海道では売ってないなあ。