研修やセミナーに出る。
その時、「勉強になった」という声をよく聞く。
(ちなみに私の学校でもよく聞きます)
しかし、あまりにも多くこの声を聞いていて、疑問が浮かんできた。
「この人は、何を学んだのか」
「どんなふうに勉強になったのか」
「今後どう役に立つのか」
あまりにも適当に「勉強になった」を言ってはいないだろうか?
ただ「勉強になる」というのと、「カネになる」「役に立つ」のは全く違う。
「研修」や「勉強会」の問題点は、「いいことを学んだ」だけで全く身にならない事がある点だ。
「研修」や「セミナー」は麻薬と同じ。
やるときだけ、ハイになる。
ある意味でエンターテイメント。
悪く言えば一瞬しか効かない栄養ドリンク。
暇つぶしに買われたスポーツ紙。
そんなセミナーを自分はしていないか?
そんなセミナーに自分は出ていないか?
自問したくなってくる。
「研修」や「勉強会」に出る人はパチンコをやっている人よりは「良さ気」な時間の使い方をしているように見える。
でもそれが「カネになる」のかどうかを考えると、パチンコの回収率のほうが高いかもしれない。
セミナーをやる側は、セミナーというだけで「よさげ」なイメージがある。
でもそれが本当に役立っているのか、検討が必要だろう。
無論、セミナー依存者を増やすことで自己の売上を上げることも可能である。
よく言うとファンづくり、悪く言うとカルトの教祖。
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「勉強になった」禁止令!