昨日、簡単に学校を作るための方法として、
「フリースクール」
をご紹介しました。
高尚な理念があっても、
その場で適当に作ったものでも、
塾に毛が生えたものでも、
すべてが「フリースクール」です。
明確なカタチがないからこそ、
やりたい放題、なわけです。
個人的にはフリースクールを真剣にやっている人って、
大好きです。
彼らは大体「アツい」です。
ただ、だからこそ熱意が空回りしてしまう人も
たくさん見てきました。
そうなる理由はただひとつ。
「子どものために何かしたい」思いがあっても、
それを現実に・適切に・無理なく・ムラなく
実現する「方法論」を持っていないためです。
だいたい、考えてもみて下さい。
日本の高校を卒業するのに必要な単位数って、何単位か知ってますか?
高校設立にあたり、許認可権を誰が持っているか、知っていますか?
学校を作るためには、このような日本の教育法規すべてにクリアする必要があるのです。
「フリースクールで子どものためになる教育の場を作るのだ!」という熱意をカタチにするには、当然「高卒資格」やそれなりの代替物(学位・能力・達成感・経験・想い出・作品など)を提供する必要があるわけです。
喫茶店で1000円のコーヒーを飲んだことがある人ならわかりますが、
120円で変える缶コーヒーとは違う「何か」を求めるからこそ、
10倍の費用を出せるわけです。
公立の学校にいくことは120円の缶コーヒーと同じです。
それなりに安価でそれなりの水準の教育が提供されます。
フリースクールは無料で出来ない以上、120円の缶コーヒーかそれ以上のサービスなり「見返り」 を顧客に提供できなければ見向きもされなくなります。
おまけにフリースクールは作るときにはあまりお金がかかりません。
設立はカンタンです。
でも維持費・管理費・広告費・スタッフの人件費で
かなーり金がかかり続けます。
潰れていくフリースクールもかなりあります。
子どもが好きでたまらず、「持ち出しでもいい!」という人か、
(このタイプの人、本当に私が尊敬しています)
「自分の子どもが不登校になったから、この子のためにふさわしい環境を作りたい!」という親でもないと続かないのです。
リスキーなのがフリースクールです。
では、リスキーでなく、なおかつちゃんとした学校を作り、そして自分のやりたい教育を提供できるような学校を作るにはどうすればいいでしょうか?
その答えは、
2,通信制高校のサポート校になる
ことです!
続きはまた明日!
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