不登校のお子さんや通信制高校で学ぶ生徒さんの場合、自由な時間がたくさんあります。子どもである時間は、意外に短いものです。その時間の中で自分の「好き」を極めてほしいな、と思います。
自分が興味のあることは、なんでもやってみる。そうすると色々な物が見えるようになってきます。好きなものをやるということは「広い意味での勉強」、つまり「ヒロベン」です。
「ヒロベン」は奥地圭子さんの『不登校という生き方』で提案された生き方です。大学生の頃の私の学習観を大きく変えてくれた発想です。
学問をやってわかることは、すべてのもの・こと・知識はつながり合っている、という事実。遊びの中で見つけたものと、本の中で知った知識とがつながると面白いですね!
私は先日、北大植物園にいきました。「こんなにいろんな種類の植物があるのだな」という気づきを得ました。植物の世界の深さについて知ったわけです。これも「ヒロベン」ですね。