製本代の高さと処女作発行

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著作集を今日まとめた。

タイトルは『著作集・高校生と語るポストモダン』だ。今までの大学3年間の集大成として作る。合計文字数5万字。市販の新書はもっと文字数が多いことを考えると、「意外に3年間、物を書かなかったのだろうか」と思ってきた。

作り方。印刷、製本、出来上がり。簡単である。けれど早稲田大学22号館の印刷機をしばらく占拠する形になり、申し訳なかった。

製本をするのに「くるみ印刷」という物をもちいた。印刷した原稿を厚紙で覆った上で印刷する。それで750円かかる。くるんでもらう紙に印刷をたのむと追加料金が1000円かかる。高い。

青木雄二が好きでよく彼の本を読む。彼ならばこの状況を見て「資本主義は設備や資本を持っているものが暴利をむさぼる社会だ」と語るであろう。持たない物は力がない。製本を依頼しないことには、目的を達成できない分、持たざる物は弱い立場にいる。

よく小さな団体の刊行物が、原稿を厚紙でくるんだだけの「くるみ印刷」であることがある。1000円を超えることもざらであり、「こんな安そうな本を売るなんて。ぼったくってるな〜」といつも感じていた。これはその団体の問題ではなく、製本所の問題であったのだ。

ともあれ、私の処女作がまもなく完成する。
出版社から出すのでも、自費出版でもない〈自分で印刷して、製本してもらう〉式の出版である。こんなやり方でも本は出せる。うれしいことである。
といっても、できあがるのはたった4部ではあるのだが。それでも紙代合わせて3500円はかかっている。

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コメント

  1. info より:

    はじめましてこんにちは。近年は「オンデマンド印刷」という、多ページ小部数の本を安価で印刷できる技術が普及してきてますよ。
    A5版100ページの本を20冊印刷して1万円~1万5000円ぐらいです。
    東京で行われる、数十万人規模の自費出版イベントでは、この「オンデマンド印刷」で製本した本を売っている学生さんを良く見かけます。機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

  2. 「オンデマンド印刷」というものがあるんですね。

    勉強になりました。

    ぜひやってみたいです。

    …ただ、その前にちゃんと本に出来るだけの内容を書きためておこうと思います。

    お教えいただき、ありがとうございます。

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