映画『レッドクリフpart2』

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 ツタヤの広告や電車の中吊りなどで、レッドクリフの宣伝を積極的にやっていた。それにつられて、本日K君と新宿バルト9へ行ってきた。会場内、一杯。昨夜寝る前に予約を取っていて本当によかった。そうでないと「あれ、観れないの?」「……。」と萎えてしまう。

 昨年、チベットの問題などで結構日中関係は冷え込んでいた。その年も、本年も『レッドクリフ』のような中国伝統の物語映画が作られるのは意義深いことである。

 前作ラストの鳩のシーンから始まる。実はあの鳩は伝書鳩の働きをしているのだと明かされる。
 知略を周瑜や孔明が尽くしていても、多くの兵が空しく死んでいく。曹操軍へ正面突破。雨のような弓に襲われ、倒れゆく兵士たち(空しさレベルでは前作の方が上だけどね)。どんなに優秀な軍の司令官がいたとしても、戦争とはこのように多くの兵がいたずらに死んでいくものなのだとの認識を新たにした。
 本作の登場人物は人物が大きい。負けていても堂々としている。敵方・曹操にしても最後まで命乞いをせず、絶体絶命のピンチでも笑う余裕がある(本当のラストはさすがに悲しげ)。最大のピンチで笑える人間こそ、大事を成し遂げられるのではないか、と感じた。
 それにしても。ラストシーンは原作同様、曹操にとどめを刺すことはしなかった。直前に曹操は孫権に「お前は青二才だ」と語り、孫権がものの敵ではないことをアピールする。曹操ならば軍師が殺されるのを見ても、平気で敵方のトップへ弓を放っていただろう。

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