2012年 12月 の投稿一覧

落合博満『コーチング 言葉と信念の魔術』2001年、ダイヤモンド社。

12/16(日)のイベントのため、予習として「コーチング」について勉強中です。

あの落合博満さんは、こんな本を書いていたんですね。

とても参考になります。

以下は、私の抜粋集。

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「選手の「うまくなりたい」という向上心を喚起し、美しいハーモニーを奏でていくためには、まずその選手を十分に観察してやることが大切なのである」(24)

「視点をどこへ置くかによって、すべての答えの出し方は変わる。失敗するときは失敗すればいい。失敗することを恐れず、失敗しても、その経験を次への糧にすればいい。失敗したことが自分の教訓として生かされていれば、同じ失敗を繰り返してしまうことも避けられる」(30)

「相手が何を望んでいるのかがわからないうちは、こちらも何を話していいのかがわからない」(40)

「ひとつのことしかできない不器用な人間は、突き詰めて身につけたことを簡単には忘れない」(44)

「コーチングとは、教えられる側を主体に考えなければ進められないのである」(69)

「コーチの仕事とは、選手を叱ることでも同情してやることでもない。選手に気持よく仕事をさせてやることなのだ」(88頁)

「「自分がいなければ…」と考えている人に限って、自分がそこにいたいのだ」(96)

「まずは小さな長所を伸ばしてみる。それで、その長所のほうが目立ってくるのか、それともまだ欠点が目立つのかを見る。欠点が目立つのであれば、お互いに話し合って仕事の進め方などを考えればいい」(103)

「何度もタイトルを獲る人は人は、「獲らなければならない」と考えているのではなく、「自分が獲るものだ」と当然のごとく考えているのだ」(149)

【イベント】「ケアリング」読書会!

本日、19:00-21:00、Coworking Cafe 36で、
ケアリング読書会」を開催しました!

ネル・ノディングズが1984年に書いた『ケアリング』をもとに、
「ケアリング」とは何か、学んで行きました。

ケアリングとは、どこまでも相手の話を聞き、相手を受け入れ、
それによって自分にできるベストをつくしていくということです。

教育をはじめ、医療・介護の世界でも注目されています。

それを原典から学ぶという、非常に「奥深い」会となりました!

 

写真

 

単に学ぶだけではなく、「ケアリングの発想をいかすにはどうすればいいか」を一緒に考えていきました。

最後は日本ノマド・エジュケーション協会イベントの定番「KJ法」!

写真 のコピー

 

「ヒアリング」「ケアリング」「シェアリング」の3つのキーワードで
意見がまとまりました。

これらを束ねるタイトルとして「リング」という名前も付きました。

相手を受け入れ、自分にできることをしていく。

その大事さを学ぶイベントとなりました!

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます!!!

週2日登校の可能性。

超エリート教育をもしやるとすれば、
いまの勤務校と同じように週1〜2日登校の学校をつくるなあ、と思う。

「学校でたくさん授業をする」と、
「学校にいる間しかたくさん勉強しない」人が生まれてしまう。

ヒマな時間が多いと、主体的意志で
「この時間をどう活用するか」とどこかで考えざるを得ない。

自分の力で考え、時間を使っていく。
「好きなこと」にとことん時間をかけ、
物事を進めていく。
その姿勢こそ、今後必要となる姿勢である。

だからこそ、周囲からは「週2日登校なんて、意味ないじゃないか」といわれようと、
この制度は「なかなか」いいものだと私は思うのである。