増田れい子『看護 ベッドサイドの光景』(岩波新書、1996年)

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増田れい子『看護 ベッドサイドの光景』(岩波新書、1996年)

60頁
日本人というのは、マイナスのものをマイナスのままで引き受けちゃう。マイナスを、プラスに変える方法はいくらでもあるんだけど…。

84頁
同じ課題に立ち向かう仲間がいるということが、厚い壁を超えるときの不可欠の要件だと言う。

125頁
「看護っていうのは、患者さんとかかわるなかで患者さんに教わりながら育つ技術だと私は思います。おかげさまで、看護婦をさせてもらっております、これが、ほんとうの気持ちですね。ですから患者さんありがとう、家族の方いろいろ教えていただいてありがとうございます……と、ひとへの感謝につながっていきます。看護っていう仕事は、感謝の仕事だと思っております」

→教育学にもつながる考え方である。

156頁
忍耐する強い母より自然体でいこう、痛いときは痛い、つらいときはつらい、と。だから産んだあと、ああビール飲みたいの気分でした。

178頁
(子どもの親について)こどものイヤがることは、必要なことでもしない。
 入院したこどものことでお母さん方がいちばん神経質になる点は、病気をなおすことよりも、勉強のおくれです。そっちの心配でイライラなさる。病気なっても病気でいられないのが、いまのこどもたちなのかもしれません」

236頁
看護とは、人間を人間らしくいかし、また人間らしい死を可能とする人間の仕事である。

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