「やらないルール」作りのすすめ

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梅田望夫は『ウェブ時代をゆく』のなかで、新年の決意を実行できないのは何故か、と考察する。そして、それは「やらないこと」を決めていないからだ、と指摘。新たにやることばかりを言っていると、絶対に実現不可能だ。だから絶対にやらないと決めたことを絶対にやらないようにするところから、始めるべきだと。

私は多いに影響された。そのためにいろいろリストを決めた。

 よくチマチマした節約をする人がいる。ペットボトルにお茶を入れてジュース代の節約、コピーの裏紙を使って節約…。けれどそれをやって節約できるのは一日500円くらいであろう。そういうことをしている人に限って、「たまには海外旅行に行こう」と飛行機に乗る。十数万円を費やすことになる。
 先の梅田の言を借りよう。私は「なるべく帰省しない」ルールと「海外に行かない」ルールを作った。これをするだけで少なくとも大金は減らなくなる。

梅田自身は「年上の人と会わない」ルールを決めている。
友人にこれを話すと「そんなの無茶だよ」と笑った。その通りだと私も思う。けれど、実行不可能に見える「やらないルール」を定め、実行していること自体には誰も文句を言えないであろうと思う。

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