自民党の日教組批判に思うこと。

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ヤンキー先生こと義家弘介氏のウェブサイトを見ていた。
リンクに「あきれた教育現場の実態」という、自民党の意見サイトがあがっていた。
内容は日教組批判。
半分正しく、半分間違った内容がずらずら書かれている。
腹が立ったので、以下のコメントを送った。
恩師O先生も言っているが、民主主義の基本は「声を上げること」である。
昨日のゼミでも先生は「死刑執行のたび、執行した刑務所に死刑反対の手紙を書いている」と語っておられた。自身の信条は外に出さなければ社会に影響を与えることはできないのだと思う。
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日教組問題について、非常に勉強になりました。 ですが、1点、疑問を感じました。本文に、次の内容があります。

広島県の日教組(広島県教職員組合)は、卒業式での国旗・国歌の実施に激しく反対しました。石川校長は苦悩の末、ついに自殺という道を選ばざるを得なかった。そこまで日教組は石川校長を追い詰めたのです。 日教組による、良心的校長への常軌を逸した「いじめ」。

実際、石川校長の自殺には広島の日教組が何らかの原因になったことは事実でしょう。ですが、問題は日教組のみにあるのではなく、国旗や国家を卒業式の際に実施するよう指示をしてきた文科省や自民党の文教族にも原因があるはずです。 石川校長は日教組の「いじめ」によって自殺したのではなく、自民系の「国旗・国家を実施せよ」との指示と、日教組の言う「実施するな」との軋轢に悩んで自殺したのだと私は考えます。石川校長の自殺の原因を日教組のみに押し付けるのは責任転嫁もいいところではないでしょうか。

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