ニーチェ『若き人々への言葉』角川文庫、原田義人訳、1954。

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ニーチェ『若き人々への言葉』角川文庫、原田義人訳、1954。

初版は古いが、いまのカバーはすごくポップになっている(萌えキャラが表紙)。

安易な現状への満足をしている姿に、ニーチェが怒らないわけがないと思うのだが…。
「君たちが高く抜き出ようと欲するならば、自分の脚を使え! 人に持ち上げられるな、他人の背や頭のうえに乗るな!」(141)
「誤り呼ばれている「自由精神」、デモクラティックな趣味とその「現代的理念」との口八丁、手八丁の奴隷どもは、すべて孤独を持たぬ人間、自分の孤独を持たぬ人間、魯鈍でけなげな連中である。彼らには勇気も尊敬すべき道徳も見放されているわけではなく、ただ不自由であるだけである」(169)
「一個の哲学が到達しうる最高の状態。それは、現存在に対してディオニュゾス的に立ち向かうということである。それを表現する私の方式は、運命愛である」(199-200)
現状を肯定し、
自身の運命に対して「愛」をもって挑んでいく。
そういった前進の姿が、道を拓いていくことになる。
ニーチェに学ぶことは多い。
ニーチェの言葉は、力強く生き抜くということを我々に呼びかける。
ニーチェの死は1900年。
ニーチェが死なねば20世紀は始まらなかった。
そう考えると…、なぜかどうしようもなく感銘を受ける。

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