大平レポート⑯ 「なんで選挙に行かないの???」

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〜大平亮介さんのFBからの記事です〜

これまで、「選挙」に関して記事を書いてきました。

「どうして選挙に行かないのか?」
この問いに対する一つの答えがあります。

「合理的棄権仮説」

合理的に物事を考えられる人ほど、選挙では棄権するという考え方です。





たとえば、日本には小選挙区の有権者が約33万人います。

小中学校のクラスでの「学級委員選挙」では、
せいぜい30人くらいしかいません。

 

 

それが、33万人もいると次のように思いませんか?

「自分の持つ一票は33万人分の1なので、1人くらい棄権しても社会に影響を与えるほどのものではない」

 

 

 

それならわざわざ休日の貴重な時間を使って投票に行くよりも他のことに時間を使いたい。

その結果、合理的な判断として棄権するのです。

 

こういうのを「合理的選択論」というそうです。
さきほどの小中学校の学級委員選挙では、
「棄権をする」場合、「誰が棄権したか」すぐ分かります。

だからこそ、「投票する」という「合理的選択」をするわけです。





 

では、投票が合理化するためにはどのような方法があるのでしょうか。

① 候補者同士が拮抗している
⇒自分の一票で選挙結果が大きく変わると認識される場合。

② 選挙に関するコストが小さい場合
⇒投票所が近所の近くにあると、労力、時間的なコストも小さいので、投票行動を促しやすい。例として、大学内、大型ショッピングセンター、駅の中に投票所を設置することで、ついで投票を促すことができる。

③ 時間的余裕
⇒退職者で自分の時間を自由に使える人は選挙に足を運びやすい。

④ 選挙結果が自身の利益に関連する場合
⇒自分のイデオロギーや考え方を代弁する候補者、または嫌いな候補者と対立する候補者に勝ってもらいたいときなど。

この考え方を使って投票率を上げたいものです。
(^-^)

実際、「駅での投票」も可能になるようですし・・・。

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