歌のもつ恐ろしさ

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「時の流れに身をまかせ/あなたの色に染められ…」。テレサ=テンの「時の流れに身をまかせ」。昭和の名曲である。
 小さい頃、美空ひばりの「川の流れのように」とごっちゃにして覚えていた。恥をかいた記憶がある。
 さて、小さい頃、引用した箇所の前段の歌詞が印象深く、この歌のテーマのように感じていた。〈時の流れの速さ〉を歌ったものと思っていたが、実際重要なのは後段の「あなたの色に染められ」であったのだ。つまり人生経験の結果、ようやく「恋愛の奥深さ」を歌ったものであったことに気づいたのだ。
 歌は恐ろしい(ゲーテも言っている)。口に出したり文字に書いたりすると生々しいものを気軽に受けとも「消費」してしまうことができる。
 映画『魔女の宅急便』の主題歌「ルージュの伝言」も歌われた状況は18禁の状況であるが、小学生も歌ってしまっている(駆け落ち先の歌なのだ)。
 歌は気軽に性的なものを歌ってしまう。皆それを気軽に消費する。あたりまえの状況のようだが、その恐ろしさに気づくべきである。ゲーテの意識を身につけるべきだ。

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コメント

  1. tomoki より:

    え、「あの人のママに会うために」いく先が駆け落ち?

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