歳を取るにしたがって、旅の荷物が減ってきた。
先日、札幌から網走までバス旅行にいった。
夕方17:10に中央バスターミナル(大通)につき、小樽行きのバスに乗る予定だった。
しかし、ふと時刻表をみると17:30発の網走行のバスがあることを知る。
流氷を見たかったので突発的に予定変更、17:30のバスに乗った。
網走到着、23:45。
「PC、ノート、財布、iPad mini、携帯電話、本」だけで突発的にバス6時間旅行に行けるようになったのだ。
昔は違った。
高校の頃、寮から実家への帰省には「ボストンバッグ2個」を担いで深夜バスに乗ったものであった。
大量の参考書・本・服を持参して帰るのだが、「けっきょく半分以上は使わない」「家にある服を着ればいい」ことにきづくようになった。
歳を取ると、スポーツもそんなにしないから汗もかかない。
だからこそ、下着もそんなにいらない。
それに気づいて、荷物はさらに減った。
究極、「金」さえあればいい。
(いい場所にしか行かないなら、クレジットカードのみでもいける)
私はまだ「手ぶら」旅行には怖くていけないが、「いつかやってみたい」憧れがある。
どうせホテルに泊まるのなら、理論上「財布と手帳(or PC)」のみで行けるはずだ。
手帳をiPad miniで代用するなら、すべてジャケットに収められる。
私につきものの「本」も、iPadで代用可能である。
それに私はあこがれを感じる。
荷物を減らし、
身軽になって、
もっと自由に
外を見よう。