散々引っ張ってますが、
「簡単に学校を作るための、ただ1つの方法」とは、
通信制高校のサポート校になる
ということです!
通信制高校のサポート校とは、通信制高校の作っている教材・サービスを提供しつつ、自校の教育実践も出来るという学校です。
「高卒」資格も出しつつ、「それ以外」のことも学べるという場所です。
入学時に自校とは別に「通信制高校」にも入学し、二つの学校で学ぶことで「高卒」資格も取れる、という制度です。
たとえば、音楽スクールや専門学校のなかには「高卒資格」のとれることを謳っているものがあります。
これはバンド演奏のスキルやボーカルの練習をしながら、高卒がとれる、ということです。
なぜこういうことが可能かというと、通信制高校は時間と単位取得の決まりが緩いため、「空く」時間が大量に作り出せるからです。
たとえば数学で1単位を取るのは35週の授業をうけることが必要であったりします。
ですが通信制高校の場合、授業に参加するのは、なんと
年1回 1時間
でも構わないのです。
(レポートを6枚提出することが必要ですが)
…ということは、他の高校生よりも34時間、別のことに時間が使えるわけです。
その時間に音楽の練習をするほうが、スキルアップにつながります。
あまり知られていないかも知れませんが、「専門学校」はそれ自体としては高校でも短大でもないため、学歴上は「中卒」となることがあります。
日本の教育制度はけっこう良くできていて、「英語」「数学」「国語」から始まって「情報」「保健」「体育」など、全部の科目で所定の単位をとらないと「高卒」は提供されないのです。
それゆえ、専門学校など専門分野に特化した学校では「高卒」が取れないことがよくあるのです(専門学校によっては「高卒」でなければ入学できない規定をしていることもありますが)。
一般人が学校教育法にかなったカタチの「学校」を作るのは、死ぬほど大変です。
ヒマとカネとヒトと土地が湯水のように必要です。
だからこそ、すでに出来てしまっている通信制高校と提携し、
そのノウハウを借りてくるカタチで学校を始めてしまうほうが圧倒的に楽です。
フリースクールと違い、きちんと「資格」が出ます。
学習教材を開発・研究しなくても、先方の通信制高校から勝手に送られてきます(カネはとられます)。
初年度から、提携校の「虎の威」を借りる事で「進学実績」や「指導実績」を入手できます。
情報も手に入ります。
…ある意味、居酒屋のフランチャイズと近いものですが、簡単に学校を作るにはこれしか方法はないのではいか、と考えられます。
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